モバイルファーストで考える医療サイト
2025/09/01

従来のようにPC画面を基準に作り、後からスマホ対応するのでは不十分です。
今は「まずスマホでどう見えるか」を基準に設計するモバイルファーストが必須。小さな画面でも患者さんが迷わず必要情報を得られるよう、診療時間・アクセス・診療内容といった最重要情報を優先的に配置することが重要です。
患者の8割以上はスマホからアクセス
現在、患者さんがクリニックのホームページを見る際、8割以上がスマートフォン経由といわれています。
診療時間や場所を確認するのは通勤途中や外出先からが多く、PCよりもスマートフォンで調べるのが当たり前の時代です。
スマートフォンに最適化されていないホームページは「見にくい」「使いづらい」と感じられ、来院の機会損失につながります。
医療サイトにおけるスマホ対応の具体的ポイント
- ワンタップで電話予約:スマホからすぐに電話できるリンクを設置
- アクセスのわかりやすさ:Googleマップ埋め込み+駐車場情報を明記
- 直感的なメニュー設計:診療時間や診療内容へ2クリック以内で到達できる構造
- 読みやすさ:文字サイズや行間をスマホ基準で調整
- 信頼感を高める写真:院内やスタッフの雰囲気を伝える写真をスマホでも鮮明に
スマホ対応が経営にもたらすメリット
- 新患獲得:初めての患者が不安なく来院しやすくなる
- 再診率アップ:リピーターが診療時間や休診日をすぐに確認できる
- SEO対策効果:Googleはモバイル対応を評価基準にしており、検索順位改善にもつながる
- ブランディング強化:現代的で利用者に寄り添った医療機関という印象を与えられる
まとめ
クリニックのホームページは「患者さんが最初に出会う窓口」です。
スマホ対応はもはや特別なオプションではなく、基本中の基本。モバイルファーストで設計されたサイトは、患者さんにとっての利便性向上だけでなく、院長先生にとっても新患獲得・信頼性向上・経営安定に直結します。
ホームページの見直しを検討する際は、まず「スマホでの見やすさ・使いやすさ」を基準に判断することをおすすめします。