「Web予約」は本当に便利?
〜患者目線とクリニックの導入効果〜
2025/08/04

今や多くの医療機関で導入が進んでいるWeb予約システム。
「便利そうだけど本当に患者さんに使われているの?」「導入しても業務が増えるのでは?」
そんな疑問の声もよく聞かれます。
今回は患者側の使いやすさと医療機関側の運用効果の両面から、Web予約の実際を見ていきます。
【患者側のメリット】「いつでも、どこでも予約できる安心感」
- 電話の受付時間にとらわれず24時間予約が可能
- 忙しい方、耳が不自由な方にとってハードルが低い
- LINE連携やリマインド通知があるとうっかり忘れ防止に役立つ
- 診療内容別に時間枠がわかるため待ち時間の予測がつきやすい
【医療機関側のメリット】業務効率化とミス防止
- 受付スタッフの電話対応が大幅に減る → 接遇や会計に集中できる
- 患者の入力情報がそのまま取り込めるので聞き間違い・書き間違いが減少
- リマインド通知機能で無断キャンセルの減少につながる
- 診療科・症状別の予約枠管理により、診療スケジュールが安定
導入前に注意したいポイント
- システム選びは慎重に:操作画面の見やすさ・柔軟な設定が可能か?
- 高齢層への配慮:電話予約と併用する、窓口でもサポートする体制を
- キャンセルポリシーの明記:無断キャンセル対策として明文化しておく
- 院内フローの再設計:Web予約と現場受付の動線をしっかり調整
【患者に伝える工夫】告知・説明が成功のカギ
- ホームページ・LINE・院内掲示などで使い方を丁寧に紹介
- 「Web予約ご利用の方が待ち時間が短くなる」などメリットを具体的に伝える
- スマートフォン画面の見本やQRコードを待合室で案内
まとめ
Web予約は単なる業務効率化ツールではなく、患者さんにとって「通いやすさ」「選びやすさ」を提供する大きなポイントです。
導入前後での院内の調整は必要ですが、うまく活用すれば「選ばれるクリニック」への一歩になります。
時代に合った医療サービスとして、Web予約の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
お医者さんドットコムでは現在5社のメーカー様をご紹介させていただいています。
●診療予約システムのご紹介
詳しくはお問い合わせください。