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忙しい中でも発信を続けるコツ

2025/07/17

はじめに

「最初は頑張って更新していたけれど、今は何ヶ月も手をつけていない……」
そんなホームページ、医療機関でも少なくありません。
しかし、患者さんにとって「最近の情報があるかどうか」は、信頼を判断する基準のひとつ
更新が止まる理由は、時間がない・ネタがない・担当がいないなどさまざまですが、実は少しの工夫で無理なく継続できます。
このコラムでは、忙しい医療現場でも発信を続けられる方法をご紹介します。

【原因①】時間がない →「誰がいつ何をやるか」を決めるだけ

多くの医療機関では「空いたときに更新しよう」として結局できずに終わります。
そこで大切なのは、人・時期・内容”をルール化しておくことです。


  • 担当者:事務スタッフ、受付など
  • 更新頻度:月1回、または第1月曜など固定
  • 内容:テンプレート化(例:休診案内、季節のお知らせなど)

あらかじめ「誰が、いつ、何を更新するか」を決めておくだけで、更新のハードルはぐっと下がります。

【原因②】ネタがない → 「お知らせネタ帳」を用意する

更新が止まるもうひとつの原因が、「何を書けばいいかわからない」。
そんなときは、事前に「ネタ帳」を作っておくと便利です。


  • 4月:花粉症対策、健診シーズンのお知らせ
  • 6月:梅雨時の体調不良、熱中症予防
  • 10月:インフルエンザワクチン開始、乾燥肌の注意点
  • 年末:年末年始の診療案内、かかりつけ医の重要性

季節ごとに想定される話題をカレンダー形式で用意しておけば、毎月の更新に迷いません。

【原因③】誰も責任を持っていない →「業務の一部」に組み込む

「誰がやるか」が曖昧な場合、更新は後回しになりがちです。
改善策としては、ホームページ更新を「定型業務」としてスケジュール化すること。
例:


  • 月末に診療カレンダーをチェックし、翌月分を更新
  • 月初にスタッフに「最近あったこと・患者さんによく聞かれる質問」をヒアリングしコラム化
  • 事務担当が仮原稿を作成し、院長がチェックして公開

負担が大きいと感じる場合は、できる範囲から初めてみるのもひとつの手です。

補足:定期更新=SEO対策にも効果

定期的に更新されているホームページは、Googleなど検索エンジンの評価も高まりやすくなります。
つまり、発信の継続は「集患対策」としても有効です。
特別なことをする必要はありません。“止めない”ことが最大の戦略です。

まとめ:「できる仕組み」で“続く発信”を

ホームページの情報更新は、特別な時間をかけるものではなく、業務の一部として“習慣化”することがカギです。
完璧を求めず、「月1回、簡単な情報でもいいから続ける」ことが信頼につながります。
まずは、以下の3点を決めてみてください。


  • 誰がやるか
  • いつやるか
  • 何を書くか

小さなルールづくりから「止まらない情報発信」を始めてみましょう。