クリニックホームページでもAI画像を活用する時代に
2026/10/01
クリニックホームページでAI画像は使える?活用例と医療広告ガイドラインの注意点を解説
近年、ChatGPTをはじめとする生成AIの進化により、文章だけでなく、写真やイラストも手軽に作成できるようになりました。
ホームページ制作でもAI画像を活用するケースが増えており、クリニックのホームページでも、用途を選んで適切に利用することで、魅力的なサイトづくりに役立てられます。
ただし、医療機関のホームページでは、一般的な企業サイトとは異なり、医療広告ガイドラインへの配慮が必要です。この記事では、クリニックホームページにおけるAI画像の活用例と、使用する際の注意点についてご紹介します。
クリニックホームページでAI画像を使うメリット
AI画像を活用すると、写真素材サイトでは見つけにくい場面や、クリニックの診療科目、ホームページのデザインに合わせたイメージ画像を作成できます。
クリニックの雰囲気に合ったオリジナル画像を作成できる
写真素材サイトに希望する写真がない場合にも対応しやすい
診療科目や掲載内容に合わせて構図を調整できる
実際のスタッフの顔写真を使用せずにイメージを表現できる
ホームページ全体の色やテイストを統一しやすい
特にテンプレート型のクリニックホームページでは、レイアウトに合った縦横比や、文字を配置するための余白を考慮した画像を作成できる点もメリットです。
クリニックホームページでAI画像を活用しやすい場面
診療内容のイメージ画像
内科、小児科、皮膚科、産婦人科、歯科など、それぞれの診療科目に合わせたイメージ画像を作成できます。
実際の治療結果を示すものではなく、診察室で医師が患者さんに説明している様子や、受付でスタッフが対応している様子など、クリニックの雰囲気を伝える目的での使用に向いています。

トップページのメインビジュアル
トップページのメインビジュアルは、ホームページを訪れた方が最初に目にする重要な画像です。
クリニックの診療方針や患者さんに与えたい印象に合わせて、明るい雰囲気、やさしい雰囲気、清潔感のある雰囲気などを表現できます。

コラムやブログ記事のアイキャッチ画像
病気や検査、予防接種、健康診断などを解説するブログ記事では、内容に合った写真が見つからないことがあります。
AI画像を活用すれば、記事のテーマに合わせたアイキャッチ画像を作成でき、ブログ一覧ページでも記事の内容を視覚的に伝えやすくなります。

アイコンや案内用イラスト
AIは写真だけでなく、手書き風のイラストやシンプルなアイコンの作成にも活用できます。
診療科目を表すアイコン
初診の流れを説明するイラスト
持ち物や注意事項を伝える案内画像
お子さま向けのやさしいイラスト
文章だけでは伝わりにくい内容を、視覚的に分かりやすく案内したい場合に適しています。

クリニックホームページでAI画像を使用する際の注意点
治療のビフォーアフター画像には使用しない
AIで作成した画像を、実際の治療前・治療後の写真として掲載してはいけません。
AI画像は実在する患者さんの治療結果ではないため、ビフォーアフター画像として掲載すると、治療効果について誤解を与える可能性があります。
特に美容医療、歯科治療、AGA治療など、治療結果を写真で紹介することが多い診療分野では注意が必要です。

実際の院長やスタッフと誤解されないようにする
AIで作成した人物画像を院長紹介やスタッフ紹介に掲載すると、実際に勤務している人物だと誤解される可能性があります。
院長紹介やスタッフ紹介では、できるだけ実際の写真を使用しましょう。AI画像を使用する場合は、あくまで診療や受付のイメージとして使用し、実在するスタッフの紹介画像としては使用しないことが大切です。

実際の院内や設備と誤解されないようにする
AIで作成した待合室、診察室、医療機器などを、実際の院内設備として紹介することは避けましょう。
院内紹介、設備紹介、アクセス案内など、患者さんが来院前に確認する情報には、実際の写真を使用することをおすすめします。

医療機器や診療風景に不自然な部分がないか確認する
生成AIは、医療現場の細かな部分を正確に表現できないことがあります。
医療機器の形や使用方法が不自然
医師やスタッフの手指が不自然
聴診器や器具の位置がおかしい
日本の医療現場では使用しない設備が写っている
制服や名札、ロゴなどに不自然な文字が入っている

画像を作成した後は、医療現場として不自然な部分がないか、必ず確認してから掲載しましょう。
実際の治療効果を保証するような表現を避ける
AI画像と一緒に、「必ず治る」「すぐに効果が出る」「痛みなく治療できる」など、治療効果を保証するような表現を掲載することは避ける必要があります。
画像だけでなく、画像の周辺に掲載する見出しや説明文についても、患者さんに誤解を与えない表現になっているか確認することが重要です。

AI画像と実際の写真を使い分けることが大切
クリニックホームページでは、すべての画像をAIで作成するのではなく、掲載する内容に応じて実際の写真と使い分けることが大切です。
AI画像が向いている内容
診療内容のイメージ
トップページのイメージビジュアル
ブログ記事のアイキャッチ画像
案内用のイラストやアイコン
実際の人物や施設を示さない抽象的なイメージ
実際の写真が向いている内容
院長紹介
スタッフ紹介
院内紹介
医療機器や設備の紹介
クリニックの外観
アクセスや駐車場の案内
患者さんが来院先を選ぶために確認する情報には実際の写真を使用し、雰囲気や内容を補足する部分にはAI画像を使用すると、ホームページの信頼性を保ちながら、デザイン性も高められます。
クリニックホームページのAI画像制作もご相談ください
AI画像は、写真素材サイトで希望する画像が見つからない場合や、ホームページのデザインに合わせたオリジナル画像を用意したい場合に便利です。
一方で、クリニックホームページでは、医療広告ガイドラインへの配慮や、実際の院内・スタッフ・治療結果と誤解されないための工夫が必要です。
当社のクリニック向けテンプレート型ホームページ制作サービスでは、商用利用可能な写真素材とAIで作成した画像を組み合わせながら、診療科目やクリニックの雰囲気に合ったホームページをご提案しています。
「希望する写真素材が見つからない」「診療内容に合ったイメージ画像を作りたい」「ホームページ全体の雰囲気を統一したい」といった場合も、お気軽にご相談ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。