診療予約システムのコストは?やっぱり必要?
クリニックや診療所など、現代の医療機関の多くは、患者さんの予約を管理していくことが重要な課題の一つです。しかし、アナログでの予約管理は手間や時間がかかり、管理ミスの発生も多く、患者さんからのクレームになることもあります。今回はコストについて説明しながら、予約システムの必要性をご説明します。
目次
予約システム導入のメリット
- 患者さんの利便性向上とクリニックの診療時間調整
患者さんは、24 時間いつでも予約ができるようになるため、利便性が向上します。
また、クリニック側でも患者さんの来院タイミングを調整できるので先生の予定と合わせて診療時間を管理できるようになります。 - 待合室の混雑回避
予約システムを導入することで、待合室の混雑を回避することができ、コロナやインフルエンザなどの感染症対策にもなります。 - 予約スケジュールの一元管理
予約システムを導入することで、診療スケジュールを医師・スタッフが一元管理することができ、業務の負担を軽減できます。また、患者さんにとっても、長時間待機のストレスを大幅に軽減することができます。 - 患者さんの情報管理が可能
予約システムでは、患者さんの情報を一元管理することができます。患者さんへのリマインドメールやLINEを利用したお知らせ配信機能など、タイムリーで有益ななコミュニケーションをとりやすくなり、患者さんへのサービスの質を向上させることができます。
予約システム導入の際に必要なコスト
予約システムを導入する場合、初期費用というコストが発生する場合がほとんどです。初期費用には様々なメリットがあるため、導入には欠かせないコストになります。
以下、初期費用に必要な項目についてご説明します。
- システム導入費
予約システムを導入するための費用です。クリニックの診療スケジュールや予約タイミング、予約方法など医療機関に合わせたシステムにカスタマイズできるシステムもあります。その場合、システム導入費用は内容によってコストが変動します。 - システム利用料
システムを利用するための費用です。ほとんどが月額利用料という契約となります。また、システムの規模やカスタマイズによって月額利用料が変動する場合もあります。 - ハードウェア費用
サーバーの設置・構築費用やネットワークの設置といったシステム稼働に必要なハードウェアの費用が必要になる場合があります。また、サーバー費用がかからないクラウド型のサービスも近年では多くなってきました。費用が抑えられ、ハードウェアは既存のものを使用することができるものも多く、受付回りをすっきりさせることができます。
上記の初期費用は、予約システムのメーカーやシステムの構成、カスタマイズの内容によって変動していきます。
まとめ
予約システムは、患者さんや医療機関のニーズに合わせた予約や、インターネット予約による受付業務のDX、受付スタッフの負担軽減や待合室の混雑軽減といった多くのメリットがあります。
集患やクリニック運営における課題の解決には、導入費用などのコストが必要となってきますが、これからのクリニック運営には、必要不可欠なシステムと言えます。
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